場って何だ?「場づくり」が仕事になるまでの3STEP

場って何だ?「場づくり」が仕事になるまでの3STEP

前回は、場について考え語る場からの学びや
これまでの経験からある一つの答えを示しました。

場とは世界観のこと
場づくりとはファンづくりのこと

ブログをお読みくださったあなたは
「場って何だ?」と言う問いに
どのような答えを持ってらっしゃるでしょうか?

そうだそうだ、と思うこともあれば
私にとって「場」とは○○だと思うこともあるでしょう。

まだの方はこちらをどうぞ。


私は今、コーチング、キャリアコンサルティング
研修講師、起業支援などを仕事としていますが
場づくりのスキルに大いに支えられています。

場づくりと聞くと
会議や打ち合わせの進行や仕切りをしてくれる
ファシリテーターのイメージが強いのではないでしょうか?
または、活動を主導しているリーダーが
備えているスキル、といったイメージもありそうですね。

実は場づくりは特定の人だけのものではなく
その場にいる私たち一人一人が発揮するものでもあるのです。



場はひとりではつくれない

着火ブログをご愛読くださる方はご存知の
FBライブ、オンライン朝活ですが
週に2回ほど、画面に向かって一人で話しています。

テーマはいろいろで
前日に参加したセミナーの感想を話す時もあれば
仕事で感じた違和感を話す時もあります。

一人で話していますが、一人じゃないんです!

リアルタイムでご視聴くださる方が
コメントを入れてくださるので
そのコメントを受けて言葉を返したり
たまには質問をしたりして
双方向のコミュニケーションをしています。

元気よく話し始めるのですが
最初の5分くらい視聴者ゼロのこともあり
一人で話している時は悲しい気持ちになります。
それでもくじけず何か話し続けることで
コメントで参加してくださる方が現れ
ほっと胸を撫で下ろしライブを続けられます。

ライブ配信をするのは私の勝手で一人でもできますが
「場」と言う意味では一人ではつくれません。
その時間や空間を共に味わってくれる人がいてこそ
意味があるんだなとひしひし感じます。
ご一緒してくださる方がいることは本当にありがたいことです。



場づくりが仕事になるまでの3STEP

好きでやっている活動を誰かが必要としてくれて
仕事になるとすれば幸せなことですよね。

以前のブログ


でも書きましたが
好きで取り組んでいることから
仕事に発展した例はいくつかあります。

不思議なもので、「仕事が欲しい」と思った訳ではなく
続けているうちにチャンスが来た!
と言う表現が正しいです。

1.好きなこと、得意なことで自己表現する

2.続けられる環境をつくる

3.声をかけられたらやってみる

1.好きなこと、得意なことで自己表現する

前提として、自分に合わないものや
苦手なことでは仕事になりません。

仕事になるかもしれませんが
仕事になるまでに時間がかかるか
成果が出せない可能性が高いので
あまりお勧めしません。

好きなことや得意なことで自己表現することは
結果として仕事にならなくても
自分が好きでやっているので苦にならないですし
蓄積、継続しやすいです。

音声メディアが流行っているから
私もスタンドFMやろう!と思い立っても
おしゃべりが好きでなければ難しいでしょう。

FBライブでビジネス集客だ!と言われても
自分の顔を見ながら話すことが嫌なら意味がありません。

苦手克服を目的としてチャレンジするのはまた別の話です。
これはお勧めです!
おしゃべりが上手くなりたいけどどうすれば?と言う人や
自己表現にコンプレックスがあるという場合、
人前での発信が苦手だけどなんとかしたいと言う人は
1ヶ月くらい続けてライブをやってみたら
変化、成果を感じられます。

私のクライアントさんで
顔を出しての自己表現に苦手意識のある方が
100日連続ライブ配信に挑戦してらっしゃるのですが
「こんなこと言ったらどう思われるのかな」
なんていう心理的な不安はもうないそうです。
しかもそのライブがきっかけで
お仕事につながったという朗報も届いています。

どのような方法でも良いのですが
自分に合った形で自己表現をしてみましょう。
そこから道は開けます。

参考ブログ

2.続けられる環境をつくる

継続は力なり。
子どもの頃から耳にタコができるほど
聞いてきた言葉ですが、これは真実です。

残念ながら続かなかったものも多いですが
一定の成果が出たものもあれば
昔やっていた経験があればこそ今でもできることなど
時差はあれど、その効果は絶大です。

とはいえ、なかなか続かないですよね。
意思力だけでは続きません。

続けるためにはいくつかポイントがありますが
お勧めは「誰かと一緒にやる」です。

人間は自分一人のためには頑張れなくても
誰かのためや、誰かと一緒だと頑張れます。
私のライブ配信は2018年6月から始めて
3年6ヶ月かけて600回となりましたが
視聴者はもちろんですが
「頑張ってるね!」と声をかけてくださる方のおかげで
続けることができています。

その様子を見て「私もやってみよう」と
誰かの何かのきっかけにもなっているとすれば
続けてきてよかった、と報われる思いがします。

不言実行もかっこいいのですが
有言実行は、周りの人も巻き込んで
たくさんの力を借りて前に進めます。


「失敗したらどう思われるか」不安がありますか?
そんなの誰も気にしません!
あなたのチャレンジに文句をつける人は
もともとあなたの応援者ではありませんので
気にしないで大丈夫ですよ。

要は、やったか、やらなかったか、です。
やった経験はあなたの財産です。

それでも不安、、、
と言う方のために、私たちコーチがいます!
ドーンと背中を押してほしい
着火してほしい
そんなご希望があればご連絡くださいね。

継続、習慣化についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。

3.声をかけられたらやってみる

ほそぼそと続けていたライブのおかげで
「おしゃべり好きな人」
「度胸がある人」
そんな風に見られるようになったのかなと思います。

2021年に入ってから
イベントのモデレーターや
オンラインサロンの事務局
さらには
Youtubeにまでお声がかかるようになりました。

Youtubeは顔出しではなく声のみですが
声のみだとトークで聞かせなくてはいけないので
それはそれでチャレンジングだなあと感じています。

1回15分の番組なのですが
収録とはいえ一発録りのため、ほぼライブです。
編集が入ると聞いていましたが、
ほぼカットされず、臨場感たっぷりの仕上がりです。


この番組は、コンサルタントの会の公式チャンネルで
キャリアコンサルタントとして話をするため
キャリコンの活動が少ない私にとっては
あまり身近でないテーマがあり、頭を使います。

ですが視聴者が求めているのは正しさではなく
パーソナリティの独自の解釈や
言葉の掛け合いにより生まれるものだとすれば
そんな不安すら忘れて楽しもうという気持ちになれました。

仕事のオファーや、何かに誘われた時に
私で大丈夫かな?
と思うこともありますよね。

そんな時はこのように思うようにしています。
「あの人が声をかけてくれたのだから大丈夫!」
自分は不安でも、声をかけてくれた人を信じてやってみる!
声をかけてくれた人はきっと
あなたの可能性を感じて人選をしてくれたに違いありません。
その判断や言葉を信じて、話に乗って見れば新しい世界が見えます。


以上、場づくりが仕事になるまでの3STEPについて
お届けしましたが
場づくりに限らず、あなたの活動が仕事につながるための
1つのルートとしてご活用ください。




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