オンラインサロンの裏側(1) ~サロンオーナーの頭の中をのぞいてみたら
「○○さんのオンラインサロンで学んでいます」
「自分でもオンラインサロンを始めたいと思っていて、、、」
という声をちらほら聞くようになってきました。
コロナ前は、オンラインサロンやYoutubeなどのツールは
まだ一部の有名人しか使っていないイメージでしたが
今となっては誰でもできる身近なものになっています。
私もオンランサロンやYoutube、FBライブの配信など
さまざま活用して、自分の世界を拡げているところです。
今日は、そんなオンラインサロンの裏側を大公開!
サロンオーナーは日々どんなことを考えて
メンバーの皆さんとサロンをつくっているのか?
もちろん100人100通りではありますが
身近な例としてご参考になればと思います。
どんなオンラインサロンにしたいのか
オンラインサロンには4つのタイプがあるといわれています。
ファンクラブ型
(議論メシ編集部noteより)
プロジェクト型
コミュニティ型
スキルアップ型
詳しくは引用元をご覧いただくとして
私が現在オーナーをつとめているサロンは2つです。
①Kコーチングサロン
②あすたのキャリアサロン
簡単にご紹介します。
①Kコーチングサロンは
もともとはリアルで開催していた
コーチングを学び実践する勉強会が
現在はオンライン化されていて
オンラインサロンのようになっています。
9名のメンバーとともに、月1回の学びの場と、
FBグループで毎週の定点観測を共有しています。
2017年からはじまり、5年めに入りました。
②あすたのキャリアサロンは
FBグループのコミュニティで
誰でも無料で参加できます。
ここでは、「オンライン朝活」という名の
動画配信を週2回ほどおこなっています。
2020年10月からはじまり1年が経ちました。
オンライン朝活では
私が学んだことのアウトプットや
専門の対人関係や心理学などの話題がメインです。
リアルタイム視聴者とのインタラクティブな場が人気で、
リアルでは追い切れなかった濃い内容を
アーカイブでご覧くださる方も多いです。
4つのどれかに分類するとすれば
どちらも「スキルアップ型」です。
これは「この型で」と決めたわけではなく
場づくりの意図として
コーチング等のツールや心理学を学んで
日常で活かしてほしい気持ちが原点にあるので
スキルアップ型と言えます。
同時に「コミュニティ型」とも言えます。
なぜなら、メンバー同士の横のつながりができているからです。
オンラインならではの地域を超えたご縁がつながり
別の新しい世界への扉がひらいたり
コラボレーションが実現したり
口コミでのご紹介が生まれたり
といった展開があります。
これはオーナーとしては最高に嬉しいことです。
一般人が運営するオンラインサロンの醍醐味とは
オンラインサロンのメンバーが1000人を超えるような
大きなコミュニティではどうか分かりませんが
私たち一般人がつくるサロンは
収益性よりもメンバー同士のつながりや育ちあい、が
何よりの成果や財産となるでしょう。
参加費の収益よりも大切なもの。
例えば、伝えたいことを伝えられる場があること、
少しずつ実践して変化成長していく姿が見られること、
ふと思いついたアイデアを一番に話せる安心な場、
失敗もするありのままの姿を見せられる場。
私の場合、
本を読んだりセミナーを受講したりして
「これおもしろいな、使えるな」と思ったアイデアは
Kコーチングサロンで一番に試してみて
みなさんの反応やフィードバックをもらいます。
そのうえでブラッシュアップして
一般公開講座としてリリースすることも多いです。
そうすれば、サロン自体で収益を考えなくても
テストマーケティングができて商品化できれば
お金をつくることはできるのです。
そういった意味では「ファンクラブ型」でもあると言えます。
ファンと言うか、私の活動を楽しみにして応援してくれるサポーターですね。
この存在は何よりありがたいです。
オンラインサロンオーナーのジレンマ
ここまでは良いことばかり書いてきましたが
運営の難しさもあります。
例えば、「Kコーチングサロン」は
元はリアル講座ですから
私の住む鹿児島の人ばかりでした。
ですがオンライン化して
全国からご参加くださるようになり
リアル開催が現実的ではなくなったのです。
会費でまかなえる大型サロンであれば
全国のメンバーのところを周って
リアルでの講座や懇親会を開催できるでしょう。
私の規模ではなかなか難しく、ジレンマもあります。
もっと全国に仲間をつくって
ツアーができるくらになりたい!という野望は常にあります。
「あすたのキャリアサロン」では
基本的には私の発信や活動に興味をもって
応援してくださる方が参加してくださっています。
100名強のメンバーさん、ひとりひとりとの関係性、
つながりの濃度はさまざまです。
毎回ライブ視聴してくださる方もいれば
いいね!の反応がない方もいます。
直接お会いした方もいれば
FB上だけのお付き合いの方もいます。
「スキルアップ型」として情報提供していても
受け取り方には個人差があるでしょう。
とてももどかしいところです。
無料で参加できるグループですが、
大切な時間を割いてSNSを利用されているわけですから
価値を感じていただける場にしたいと願い
日々、試行錯誤をしています。
以上、私の経験から、オンラインサロンの裏側、
サロンオーナーが何を考えて運営しているのかをご紹介しました。
規模の大小に関わらず大変ですが
とても楽しく、やりがいのある活動です。
メンバーのおかげで自分も成長させていただいています。
次回は、オンラインサロンの事務局というお仕事について
お届けしたいと思います。
サロンオーナーを支える事務局のお仕事とは?
どうぞお楽しみに。
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