オンラインスクールで学ぶメリットとデメリット② ~5つのデメリットに注意して学習効果を高めよう
- 2020.07.10
- ブログ
みなさま、こんにちは。
着火ウーマン 矢野圭夏です。
着火ブログをご覧くださりありがとうございます。
オンラインで学ぶことのメリットとデメリットについて
シリーズでお届けしています。
【メリット】
①場所を選ばず受講できる
②安価(無料)のものも多い
③講師との距離が近い(場合による)
④自分のペースで参加できる
⑤メイクや服装を気にしなくていい!
【デメリット】
①通信環境に左右される
②信頼性が見えづらい
③参加者同士の交流がない
④インプット過多で消化できない
⑤集中力が続かない、目や腰が疲れる
今日はデメリットに焦点を当てます。
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今日のテーマはこちら
オンラインスクールで学ぶメリットとデメリット②
~5つのデメリット
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では参りましょう!
①通信環境に左右される
はい、このお悩みが多いです。参加者も主催者も。
ご家庭によってはwifi環境ではない方や、
スマホのみでパソコンをお持ちでないなど
オンラインの学びが推奨されないケースもあります。
たとえ環境は問題ないとしても
大勢が一度にアクセスすることや
容量の重いデータを操作することなどで
映像がカクカクしたり、暗くなったり
切れてしまったり、というのはよくあること。
私はセブにいたとき、突然の停電で接続が切れ
寂しい思いをしたことが何度もあります。
そんな寂しい思いをすることも織り込んで
フォロー体制をとれるかどうかが主催者の手腕です。
②信頼性が見えづらい
これはセミナー講師の立場から見えることですが
セミナーやイベントをリアルで開催するのって大変なんですよ。
場所選び、日程選び、資料印刷準備、会場費、おやつの準備。(笑)
ですので、リアル開催はある程度の労力がかかり
それに見合うかどうかの判断が慎重になります。
20名定員の会場に1名というわけにはいきませんから集客も大変です。
ではzoomはどうでしょう?
先に挙げた
場所選び、日程選び、資料印刷準備、会場費、おやつの準備。
このうち、考えるのは日程くらいです。
つまり、誰でも簡単に場を持てるんですね。
20名定員のセミナーが1名でも会場キャンセルのリスクなし!
数多くオンラインセミナーに参加してきましたが
正直言って、、、当たり外れが大きいです。
無料・有料に関わらず「時間返せ~」と思うものもあります。
(ここだけの話ね。)
参加する前に信頼できる主催者かどうか
ご自身でご判断ください。
③参加者同士の交流がない
参加者としても主催者としても悩むところです。
リアルであれば、隣の席の方とおしゃべりしたり
グループワークで仲良くなったりということがあります。
Zoomの機能「ブレイクアウトセッション」では
グループワークはできるのですが
参加者がオンライン慣れ、ワークショップ慣れしていないと
その後の個別のつながりに発展しづらいです。
私は、参加者同士のネットワーキングを目的とする場合は
FBグループページをつくって、交流の場を持ちます。
あとはできるだけ参加者の顔が見えるように
少人数のグループでの開催を心がけています。
ネットワーキングやコワーキングのツールとして
Remoというシステムがありますが
タブレットからは参加できないことや
パソコンのスペックが低いと、映像がカクカクして
まったく使い物にならないので、私は使いません。
フィリピンの脆弱な通信環境で悲しい思いをしているので
環境に左右する使用法はできるだけ排除しています。
(そんな理由で、バーチャル背景も使いません。)
④インプット過多で消化できない
メリットの①②でお伝えしたことの副作用です。
「ついつい詰め込みすぎて消化できない。」
「気づいたら何時間もzoomしてた!」
そんな声をよく聞きます。
さらに追い打ちをかけるのが「サブスクリプション」。
今ではこの言葉が怖いです。笑
定額制で受け放題。
アマゾンプライムやネットフリックスなどのサービスと同じ。
一定の金額を払えば月内いくらでも受けられるシステムですが
なぜか「いっぱい受けなくちゃ損!」という気分になるんですよね。
タイムイズマネーですから、
あまり必要のないものを無理して受けるより
必要なものを厳選してじっくり取り組むのも大事かなと思います。
(と、自分に言い聞かせています。)
主催者としても、安易なサブスク手法に頼るのではなく
1つ1つの講座に対して、心を込めて価値提供したいです。
⑤集中力が続かない、目や腰が疲れる
「給付金の10万円で快適な椅子を買った」という話も聞きますね。
これまでスマホゲームなどしなかった方も
セミナー受講などでずっと画面を見続けるわけなので
いろんなところに疲れが出るでしょう。
私も参加者としての講座受講に加え、
主催者としてオンラインでの発信作業が増えたので
一日中パソコンの前にいることもめずらしくありません。
視力低下が激しくて、眼鏡を買い替えないといけないです。
(買いだめした使い捨てコンタクトもあわなくなり、もったいない!)
集中力に関して言うと、主催講座ではある工夫をしています。
それは、「40分を一区切り」として設計すること。
Zoomの無料版が40分で切れるのも1つの理由ですが
それを逆手にとって、
90分セミナーなら40分×2、2時間セミナーなら40分×3
というふうに区切って、個人ワークを入れたり休憩を入れたりします。
オンラインファシリテーションについて詳しく知りたい方は
こちらをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?
良いことばかりではありませんが、
工夫してうまく使うことはできますね。
次回は私がいま力を入れているオンラインスクールについて、
設立の意図や裏話なんかをご紹介できたらと思います。
どうぞお楽しみに。
お読みくださりありがとうございました。
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