研修やコーチングで使えるおすすめカードゲーム3選

研修やコーチングで使えるおすすめカードゲーム3選

どうしてあの人の周りにはいつも人が?

どうすれば思いをうまく伝えられるだろう?

コミュニケーション力ってどうやって磨けばいいの?

そんな疑問や悩みを、「楽しく遊びながら」解決できる
カードゲームをご紹介します。

ただ遊ぶだけでも学びは得られますが
ゲームの特性を知り、「目的」や「得られる効果」を
明確にして活用することで
スキルアップの効果が期待できます。

コミュニケーションに課題を感じている方にも
企業の人事や研修担当者の方、
コーチ、コンサルなど人材育成業の方にも
お役立ていただけます。


なお、本ブログで紹介しているカタルタキャット&チョコレート
人狼については、著書「場づくり仕事術」の中でも紹介して
いますので、よろしければこちらのページもご覧ください。

場づくり仕事術ランディングページ
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カタルタ 

⭐️言語化力 ⭐️問う力 ⭐️思考力

カタルタ
カードにはあらゆる接続詞や副詞が書かれている

「カタルタ®︎は、語りを遊びに変えるカードセットです。
思考全体をゲーム化することにより、語りを遊びに変え、
遊びをインスピレーションへと導きます。
一枚のカードに一つずつプリントされているのは、
接続詞や副詞など、語り出しや文と文のつなぎとなる言葉です。
多様なベクトルを持ったその一言一句が、
あなたの思考をさらなる思考へと誘います。」

(公式ページより)

トランプと同じ54枚のカードからなるカタルタですが
どんな場面でも使いやすいカードです。

研修や複数人の集まりの場では
アイスブレイク、自己紹介などで使われることが多いです。


たとえばセミナー参加者に自己紹介で使ってもらう場合。

「私は◯◯ともうします。
大勢の前で話すのが苦手なので勉強しに来ました」

(ここで1枚)

カタルタカード
いっそ受講後には得意!と言えるくらい頑張ります」




(さらに1枚)

カタルタカード
本当は今この瞬間もドキドキしています。今日はどうぞよろしくお願いします」



パチパチパチ、という感じですね。

接続詞や副詞というものは通常、自分で選んで使いますよね。
私たちが使う言葉はパターンが決まっています。
これは思考の癖と連動しています。

ネガティブワードとして評される3D
「どうせ」「でも」「だって」を使いがちな人は
思考の方向も、ネガティブに向かいがちです。

カタルタを使うことで半ば強制的に、
言葉をつむぐ必要がでてきます。
思考のシフトチェンジですね。
これが、言語化のよいトレーニングになるわけです。

カードめくる時のドキドキ感。
予期せぬ言葉、時にはつじつまが合わない言葉もあり
柔軟な対応が求められます。

自分との対話、他者との対話は
決められたシナリオはなく
創造されていくものですから
こういった方法で、言語化や表現力を磨くことで
コミュニケーションに自信もついてくるでしょう。

いくつか種類がありますので詳しくはこちらをご覧ください。
カタルタ公式ページ
https://www.kataruta.com/

キャット&チョコレート

⭐️アドリブ力 ⭐️プレゼン力 ⭐️発想力 ⭐️ひらめき

キャット&チョコレート
遊び心たっぷりのイラスト

「靴下に穴が!」「宿題が終わらない!」などの日常に起こるピンチを「新聞」「消火器」などの手札のカードに書かれたアイテムでどう切り抜けるかを即興で発表し、他のプレーヤーのジャッジを受けるゲーム。

皆を納得させる真っ当な解決法はもちろん、いかに「ウマい!」とおもわせるかが勝負のカギになるカードゲームです。

(公式ページより)

ご家庭でも会社でも合コンでも使えるゲームですが、

チームビルディングにもおすすめです

まずはお互いを知り合うこと、
違う価値観があることを認め受け入れること。

目標達成に向かう途中で、困難に遭遇した時も
「こうすればいいんじゃない?」と
気軽にアイデアを出し合える関係づくりにも
一役かってくれるゲームです。

たとえばお題でこんなピンチがあなたに起きます。

「明日は朝から大事な予定が。なのに、寝つけない」

ありますよね、こういう場面。
手元に配られた3枚のカード(アイテム)はこちら。

キャット&チョコレートカード


「サッカーボール」
「ガムテープ」
「ネコ」

このうち2枚を使って切り抜けます。
考えたストーリーがこちら。

「眠れない時は、ストレッチすると良いって聞いたな。
サッカーボールを使って軽く運動しよう。
よしよし、身体がほぐれてきたな。
ネコをなでながら、リラックスして眠りにつこう」

 
人によっては
ガムテープを使って異なったストーリーを思いつくでしょう。

これこそが、価値観や捉え方の違いなのです。

「私ならこうする」という常識を超えるアイデアが
他の人から披露されることも多く、
他者理解のよい機会となるゲームでもあります。

そもそも、「え!どうしよう?!」
というピンチに遭遇した時に
頭を抱えて動けなくなるのか
柔軟に対応できるのか

そのどちらかで、その後の人生は変わるでしょう。


※日常編以外にも、ビジネス編、冠婚葬祭編などあります。

人狼

⭐️ファシリテーション力 ⭐️洞察力 ⭐️交渉力 ⭐️チームワーク ⭐️目標達成

人狼
ゲームが終わるまでカードの内容は秘密

村にまぎれこんだ「狼」を探し出して追放せよ〜
決められた配役(カード)の中から「人狼」を見つけるために
「市民」チームは力を合わせて人狼を追い詰め
「人狼」は仲間の人狼とともに生き残る策を練ります。
会話を軸に、聞く、話す、見る、推理する、説得する
パッションを見せる、信用信頼を得る、など
コミュニケーション力のすべてを駆使して
自分が属するチームの勝利の目指します。


(ビジネスコミュニケーション人狼公式ページより)
https://peraichi.com/landing_pages/view/bcj

会話型心理ゲームと称されますが
会話(言葉)だけでなく、表情や仕草といった
いわゆる「非言語」コミュニケーションも
重要なポイントになりますので
自己理解、他者理解を総合的に学ぶことができます

たとえば、「初対面の印象が悪い」と悩んでいる人がいるとします。

自分では笑顔のつもり、コミュニケーションを取っているつもり、、
なのになぜ?

実は、周りからみると
「目が笑っていない」
「自分のことばっかり話して、人の話を聞いてくれない」
など、自分では気づけない癖やパターンが
印象に大きく影響していることが分かります。

これが人狼ゲームを通じて明るみに出ます。

ポイントは、
日常では、こういう指摘は誰もしてくれないということ。

ゲームという場だからこそ
客観的に自分を見ることができたり
フィードバックとして意見を聞くことができるのです。

ルールが難しいのでは?
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
本来の人狼ゲームは、
役職と呼ばれるプレイヤーに課される役割の種類が多く
駆け引きや推理も複雑になりがちです。
ビジネスコミュニケーション人狼では
はじめての方のためにルールを簡素化し
会議ファシリテーションを想定し
質問や対話でゲームを進められるような仕掛けがあります。

以上3つのカードゲームをご紹介しました。

目的や人数に応じて使い分けることができますので
研修やコーチングセッション、アイデアミーティングなど
さまざまな場面で使ってみてくださいね。
自己理解、他者理解が深まる機会になります。

ちなみに、世の中には
そもそも研修用に作られたゲームもありますが
私は市販のカードをアレンジして
学びのツールとして活用しています。
そのほうが導入も簡単で費用も安く済みます。

「こんな研修がしたいけど、いいゲームはない?」
といったご相談にも乗れますので
お気軽にお問い合わせください。
自称ゲーム研修コンサルタントが
ぴったりのゲームをご提案します。


なお、本ブログで紹介しているカタルタキャット&チョコレート
人狼については、著書「場づくり仕事術」の中でも紹介して
いますので、よろしければこちらのページもご覧ください。

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