2020年のやり残しをゼロにする思考整理とタスク管理 〜2021年やり切る自分になろう〜

2020年のやり残しをゼロにする思考整理とタスク管理 〜2021年やり切る自分になろう〜

2020年も1ヶ月を切りました。

「あれもできてない、これもやらなきゃ」
とソワソワしている方も多いのではないでしょうか。
はやる気持ちを抑えて、すこしだけ時間を戻してみましょう。

2019年12月。
あなたは何をしていましたか?
ToDoリストを眺めて、ため息をついていたでしょうか。
2020年に向けて、やる気に満ち溢れていたでしょうか。

ところで、
2020年の目標は何でしたか?

収入アップ?
家族で旅行に行く?
資格取得のための勉強?

新年の目標を立てても、
それを覚えている人は何割かで、
さらに、実行できている人はぐっと少なくなります。

それはなぜ?

「意志が弱いから」
「能力が足りないから」

そんなに自分を責める必要はないのです。

あなたのせい(だけ)とは言いません。

人間は変化を嫌い「楽(ラク)」を求めやすく
脳は現状維持を基本に考えるようにできているのです。

これは、「恒常性(ホメオスタシス)」と呼ばれる性質で、
環境が変化しても体の状態を一定に保とうとする働きです。

目標を立てて行動しようとする時、
それは良かれ悪しかれ「変化」です。

そもそも立てた目標やToDoリストは、完了できない!

そんな前提を持っておけば、
意志の弱さを嘆くことなく、行動のための対策を取れます。

2020年のやり残しゼロを目指すための
思考整理とタスク管理の方法について、3ステップでご紹介します。


1.「目標より目的」 -何をやるかより、なぜやるか?-
2.「緊急度より重要度」 -本当に大切なことを優先する-
3.「木を見て森も見る」 -選手の自分と監督の自分をもつ


「目標より目的」 -何をやるかより、なぜやるか?-

Why Question Blackboard School  - TheDigitalArtist / Pixabay

実は目標を立てるところから
実現可能性が高いか低いか、変わってきます。

他者との比較や世間体を気にして立てる目標や
根拠のない目標は達成しづらいです。
そもそも、モチベーションが続きません。

大切なのは、目標に向かう理由です。
つまり、なぜその目標に向かうのか?
達成することで何を得るのか?(どんな変化が待っているのか?)

目標というゴールに、あなたを連れて行くための動機ですね。

目的が明確であれば行動できますし
場合によっては、目的に応じて目標を変えたり
手段を変えたりという柔軟性もうまれます。

ですので、
目標を立てるときに目的も一緒に設定をする
のが、やり切るコツです。


「緊急度より重要度」 -本当に大切なことを優先する-

Important Colored Pencil Pen Red  - geralt / Pixabay

口を開けば「忙しい」と言っていませんか?
「時間がない」が口ぐせになっていませんか?

はい、私のことです。

「忙しい」「時間がない」と言ってしまう理由は人それぞれですが
根本的な原因はひとつです。

優先順位が付けられていないこと

時間管理のテーマでよく引用される
「7つの習慣」著者スティーブン・コヴィーによると

重要だけど緊急ではない(第二領域)に着手すること

が豊かな人生をつくるとのことです。



まずは、仕事や家庭の中で
「緊急で重要だ」と思い込んでいる用件がないか
見直しをしてみましょう。

急ぎ=重要な場合もありますが
自分でコントロールできない事や
先のばししてきたツケが回ってきた結果だと
気づくことも多いのではないでしょうか。

まずは時間の使い方や優先順位を見直して
今あなたが本当にやるべきことは何かを明確にしましょう。


「木を見て森も見る」 -選手の自分と監督の自分をもつ-

Director Megaphone Movie Shout  - OpenClipart-Vectors / Pixabay

目的も設定できて
優先順位も明確になった。

さあ、あとは行動するだけ!!
なのに消えないToDoリスト。

なぜ?!

最初に書いたことを思い出してください。

ホメオスタシス。
脳は現状維持が大好きなのです。

ではどうやって行動していけば良いのでしょうか?

世間を見てみると答えが分かります。

スポーツ選手にはコーチ。
芸能人にはマネージャー。
経営者には秘書。

そうです。
監督してくれる人がそばにいるのです。

可能性を信じ、指導や叱咤激励してくれる存在
私たちを動かす大きな力になります。

「人に頼るなんて甘い!」
「いろいろ言われるから嫌だ!」

そうですよね。自分の目標に口出しされたくないですよね。

まずは、自分の中に「監督の自分」を持って
主観だけでなく客観視点で見れる練習をするとよいでしょう。

人は行き詰まりを感じるとき
視野がとても狭くなっていることが多いです。
打つ手がない。
先が見えない。
そんな「目の前の木」しか見えていない時に、
もう1人の自分が俯瞰して「森」を見ることで
やるべきこと、選ぶべき選択肢がふと浮かぶかもしれません。

ToDoリスト、タスク管理、と言った
「目の前の木」に縛られて動けない自分を感じたら
視点を変えて監督になってみましょう。







いかがでしたでしょうか?

やり切るための3ステップをおさらいしますと、

「目標より目的」 -何をやるかより、なぜやるか?-
「緊急度より重要度」 -本当に大切なことを優先する-
「木を見て森も見る」 -選手の自分と監督の自分をもつ

ただやみくもに取り掛かるのはオススメしません。

最後に、この3ステップの根っこにある重要な考え方を
お伝えしますね。

それは
やるべきことと、やらなくていいことを分別すること


大切なことに取り組む時間を確保するためにも
これを外すわけにはいきません。

私は整理収納アドバイザーでもあり、
モノの片付けと、思考やタスクの片付けは共通していると感じます。

自分にとって必要重要なものと、そうでないものを分けて
必要なモノを使いやすく整理する。

これが片付けの基本です。

2020年のやり残しをゼロにすることが目標ではなく
あなたの人生において何が重要なのか
どのようなことに時間を使いたいのか
しっかり整理をして、2021年にむけて体制を整えること。

これが本来の目的だとすれば
目の前のタスクに対する捉え方もきっと変わってくるはずです。






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Loading Bar  New Year S Eve  - iXimus / Pixabay

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https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/4375
(リザーブストックへ移動します)


 

2020年もあとわずか。
時間やタスクに追われる日々から
夢や目標を追いかける人生へのチェンジ!を応援しています。