一度は複(副)業・起業を考えたことのある人が「いつか」のために「いま」動き出すためのスモールステップ

一度は複(副)業・起業を考えたことのある人が「いつか」のために「いま」動き出すためのスモールステップ

突然ですが
もし今日あなたが出社して
「明日から来なくていいよ」
と言われたらどうしますか?

会社には
労働基準法で解雇予告が定められていますので
さすがにそんなことはありませんが
何があるか分からない世の中です。
「来月で契約終了になります。」
と言われないとも限りません。

あるいは
・自分や家族が病気になって働けなくなる
・残業が減って収入が減ってしまう
・夫の転勤でキャリアが分断されてしまう


生きていれば様々なリスクがありますよね。

「働く」ことは「生きる」こと、
というように言われますが
社会的生き物である人間にとって
「仕事」は永遠のテーマです。

『置かれた場所で咲きなさい』という本が
ベストセラーとなりましたが
いまある状況を、環境や他人のせいにせず
自分のできる範囲で自分を満たしていくこと。
いまあるものに感謝をすること。


前置きが長くなりましたが
今回は、
置かれた場所で咲きながらも
「いつか」と望む理想の仕事や働き方を
「いま」から少しずつでも始める方法について
一緒に考えていきます。

1.現状を明らかにする
2.理想を具体的に描く
3.過去の棚卸しをする
4.いまできる小さな具体的行動を積み重ねる

1.現状を明らかにする

私たちが複(副)業・起業を考える時、
ちょっと先の未来に想いを馳せると思います。

「こんなことしたいな」
「あんな風に働きたいな」
「好きなことを仕事にできたらなあ」

という前向きな気持ちもあれば

「こんな生活を続けるのは嫌だな」
「もっとラクして稼げるようになりたいな」
「今のままだと将来に不安を感じてしまう」
という後ろめたい気持ちもあるでしょう。

自分を動かすためには
どのようなモチベーションを使ってもいいのですが
何が起点となって「複(副)業・起業してみたい」という想いが
生まれているのかをしっかり見る必要があります。

それが現状把握ですね。

具体的には
・仕事内容
・職場環境
・人間関係
・生活
・余暇の時間
・大切な価値観

など、今の自分を取り巻くものについて
主観的、客観的に整理してみます

考えたり書き出したりすることで
表面的にしか見えていなかったことが
具体的、多面的に見えてきたり
思わぬ感情に気づくかもしれません。

私の経験ですが
キャリアコンサルティングやコーチングセッション
の中で、クライアントさんが
「起業したいと思っているのですが、難しいですか?」
というようなご質問をいただくことがあります。

難しいか?と聞かれているので
求められている答えは
「はい、難しいです」か「いいえ、難しくありません」か。

でも実は違います。
難しいか難しくないか、が問題ではなくて
本質的にはこうです。

・起業したいと思っているのはなぜ?
・難しいと感じるのはなぜ?

この問いに対して自分の答えをもっているかどうか。

未来に想いを馳せることは素晴らしいことです。
「複(副)業・起業してみたい」という気持ちが
あなたの中からどのように湧き上がってくるのか
という大切な原点に目を向けて、
現実化のためにも現状把握からはじめましょう。


2.理想を具体的に描く

Woman Hope Clouds Sky Religion  - geralt / Pixabay

現状把握ができたと仮定し、次に進めます。

「複(副)業・起業してみたい」という気持ちを
イメージして、存分に味わうことは大切です。

それと同じくらい、理想の状態や得たい成果を
具体的に考えることが大切です。


例えばこのような観点です。
・いつまでに副業を始めたい?(WHEN)
・どんなことを仕事にしたい?(WHAT)
・どのようなお客様に対して?(WHO)
・誰(パートナー)と一緒にやりたい?(WHO)
・どこで(どのような販路で)(WHERE)
・どれくらいの収益を得たい?(HOW MUCH)


これは5W1Hに当てはめていますが
いろいろな切り口がありますので
ご自身が考えやすいものから
具体化してみてくださいね。


目標達成の方法や、手法の一つSMARTの法則については
こちらでご紹介しています。



余談ですが、
私が学んできたNLPという心理学においては
感覚をとても大切にします。
夢や目標を言葉にするだけでなく五感で味わうことで
自分が思っている以上の力が発揮されたり
周囲からのサポートを感じることができたり
現実化が加速します。

言葉での具体化と合わせて
達成したイメージ、その時に広がる世界など
妄想して味わってみることもおすすめです。


3.過去の棚卸しをする

Alarm Clock Time Past Morning  - zs_photography_s / Pixabay

現状把握ができて、理想も描けたとします。
その理想に向かうエネルギーはどこから来るのでしょうか?

未来を想像してワクワクするだけで
エネルギーが湧いてくることももちろんあります。
ですが、いざ何かやろうとした時に
不安や恐れを感じてしまうことも多いですよね。

「うまくいかないんじゃないか」
「どうせ私なんかにできるわけない」
「経験も自信もないからムリかも」

なぜか、自信がないことに自信があったりして。

これまで生きてきた何十年間に
私たちはたくさんの経験をしてきました。
誰一人として同じ経験はしておらず
すべての経験に価値があります

自分ではたいしたことないと思っていても
他者から見れば、とてつもない経験だったり
羨ましがられるようなスキルだったり
ということがあります。

私の例で言うと
過去に500回を超えるライブ配信をしていますが
「すごいね!」と評価をいただきます。

台本なしで、画面を相手に一人で生放送することは
私にとっては「楽しみ」であり
「息を吸って吐くように」できることです。

ですが、こういった情報発信をご覧になり
お仕事をご依頼くださる方もいらっしゃるのです。
まさに、経験が財産になり、仕事につながった例です。

もちろん最初からそうだったわけでなく
試行錯誤しながら経験を積んできたと言えますね。


あなたが生きてきた何十年間、
「何十年っておおげさだなあ」と感じる方は
5年10年でも、1つ前の仕事でも構いません。

仕事や生活、趣味の活動などを思い返してみましょう。

・経験
・学び
・行動
・価値観

ここから、「いま」のあなたが使えるもの
(リソース)がたくさん見出せるはずです
数々のリソースは理想に向かうエネルギーになります。


4.いまできる小さな具体的行動を積み重ねる

Rock Balancing Stone Balancing  - vjgalaxy / Pixabay

「望むものを引き寄せる」
「未来を引き寄せる」

とてもいい響きです。
どんどん引き寄せたいですよね。

願えば叶う、というのは
ある意味で正しく、ある意味で間違っています。

願ったことがすぐに叶う、手に入る、結果が出る
ということもありますが、
すぐに叶わなくても、
誰かや何かがきっかけとなり
時間差で叶うこともありますよね。

「火のないところに煙は立たない」という言葉は
何事にも原因があって結果があることの例ですが
煙を立てるためには火が必要ですよね。


私たちに置き換えて考えてみましょう。

例えば資格を取得したいと思ったら何をしますか?

その資格について情報を集めたり
対策本を買って試験勉強を始めたりしますよね。
そして試験を受けるために申し込みをするわけです。

資格を取得したくても
勉強をしなければ合格できないし
そもそも受験の申し込みをしなければ
受けることもできません。

つまり
複業にしろ副業にしろ起業にしろ
いまできることを少しずつでも始めることなしに
形にはならないということ
です。

その少しづつの積み重ねがなければ決して
望む結果を得ることはできません。


でも「何からはじめればいいの?」
という方。
いろいろ方法はありますが、
まずはこちらの講演会をお勧めします。

5月3日(月祝)19:30~21:00
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「いつか」のために「いま」動き出すあなたを
着火ウーマンが全力で応援します。