頑張ってるのに結果がでないのはなぜ?~結果に執着しないで結果を出す~

頑張ってるのに結果がでないのはなぜ?~結果に執着しないで結果を出す~

このブログに行き着いたあなたは
きっと一生懸命な方だとお察しします。

頑張っているのに結果がでない。

たとえば

なかなか資格試験に合格できない
営業ノルマを達成できない
パートナーに褒めてもらえない


なんで?どうして?
その謎を解いて結果をだしたい!
すがる思いでネットを検索されたのでしょう。

なぜ結果がでないのか?

そして

どうすれば結果をだすことができるのか?



このブログでは、
あなたの中にある2つの疑問を紐解いていきます。



なぜ結果がでないのか?

いくつも理由があります。

・そもそも結果(目標)の設定が間違っている

・具体的な行動をしていない、または量が不足している

・頑張る方向が間違っている

・結果にとらわれ過ぎている

・結果をだすことを望んでいない
(無意識的な心のブレーキ)


この中であてはまるものはありますか?

・そもそも結果(目標)の設定が間違っている場合
 →正しい目標設定をしましょう
  そのための現状分析や自己理解も大切です

【参考】

・具体的な行動をしていない、または量が不足している場合
 →結果につながる具体的な行動をしましょう

・頑張る方向が間違っている場合
 →結果につながらない周辺の行動をしていないか精査しましょう
  方向が違っていたらいくらやっても目標にたどり着きません

・結果にとらわれ過ぎている場合
 →視野をひらいて客観的に評価できていますか?
  結果にとわられすぎて、目的を見失っていないか確認しましょう

・結果をだすことを望んでいない
(無意識的な心のブレーキ)
 →その結果を本当に望んでいますか?
  たとえ人から言われてやらされていたとしても、
  自分なりに納得しているか自問しましょう


これらのチェックポイントを確認することで
意識や行動の変化が期待できます。

目標設定や心のブレーキなど
ご自身でなかなか進まない場合は
コーチングセッションでお手伝いができます。

では、2つめの疑問にお答えしていきましょう。




どうすれば結果をだすことができるのか?

Heaven God Clouds Angel Angelic  - tommyvideo / Pixabay

ここで私の好きな言葉を紹介します。

「人事を尽くして天命を待つ」

誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。

なにか成し遂げたいことや
手に入れたいものなどに向かって
やれるだけのことをやる。

手を尽くしたあとは流れにまかせて、
どんな結果も受け入れる。

これがなかなか難しいわけです。

なぜなら2つの壁があるからです。

まず、やれるだけやる、という
ともすれば根性論にもなりがちなことを愚直にやれるか、がひとつ。

そして、どんな結果も受け入れることができるかどうか、がひとつ。

①目標に向かってやれるだけやる

理想を現実にするには、行動するしかないのですが
やり方を間違えていれば永久にたどり着かない、
または、時間がかかってしまいます。

メジャーリーグに行きたいのに
ゴルフクラブを握っていたら
永遠にメジャーには行けません。

逆に、毎日でもバッティング練習をしていれば
少しずつでも積み重なります。

これは極端な例ですが
目標にたどり着くための適切で具体的な行動を積み重ねる必要がありますよね。

「人事を尽くす」とはつまり
結果のために必要と思われる行動を、できうる限りやる、ということ。

心理面で言うと
これだけやったのだから大丈夫。
これだけやってダメならしょうがない。
と思えること。

これがポイントです。

心理的な達成感や安心感が、次で説明する
「どんな結果も受け入れる」ためにも大きく関わります。


②どんな結果も受け入れる

「結果に執着しないで結果を出す」

この時の「結果」とは何を指すのか考えてみましょう。

あなたが望む「結果」、そこにはどんなこだわりがありますか?

成功?失敗?

そもそも、何をもって成功と言えるのでしょう。

わたしたちが目標を立てて行動するとき
「こうなりたい」という具体的な結果のイメージがあります。

そこに向かってやれるだけのことをやるわけですが
「結果」というのは一地点の状態であって、
成功も失敗もない、と考えることもできます。

こんな経験はありませんか?

ある試験のために勉強をして望んだけれども、合格できなかった。

でも一定期間に必死で勉強したおかげで、忍耐力や自信がついて
仕事で成果を出すことができた。

最初に望んだ「結果」ではないかもしれないけれど
別の「結果」を得られた。

この結果や経験は、もしかしたら合格という結果よりも、
あなたの人生にとって大きな財産になるかもしれない。

そう考えると、どんな結果も受け入れることは、
それほど難しいことでもありません。

これが、天命を待つ、ということでしょう。

いかがでしたでしょうか?

「結果に執着しないで結果を出す」
これはある意味、他者との比較ではなく、自分との闘いです。

どんな私でもOKと思える
自己肯定感にもつながる
大切な考え方でもありますね。

常に自分に
「やれるだけやったのか?」
を問い続けたいです。