信頼されるリーダーが身につけている「巻き込み力」の磨き方
![信頼されるリーダーが身につけている「巻き込み力」の磨き方](https://manablegate.com/wp-content/uploads/2024/01/the-power-1.png)
「この指止まれ!」と高々と指を天に向けたものの、
誰ひとり来なかった…という経験はありませんか?
社内で業務改善を進めたいリーダーが、
部下に指示しても一向に報連相がされない。
社外イベントの推進リーダーを任されたものの、
チームメンバーからまったく協力を得られない。
マネジメントの立場にいるあなたが、
どうすれば人の心を掴んで率いていけるのか?
「巻き込み力」と「巻き込まれ力」
という2つのスキルを例に紹介します。
巻き込み上手な人の特徴
![巻き込み上手な人の特徴 カバー](https://manablegate.com/wp-content/uploads/2024/01/5-e1705989418239-1024x686.png)
①ビジョンを語ってくれる
②適材適所を理解している
③ねぎらってくれる
ビジョンを語る
活動の全体像やビジョンを語って、イメージを共有してくれる。
「何のために」「どこへ向かうのか」が明らかにされることで
それなら私も関わりたい!と思わせてくれます。
適材適所を理解している
「あなたに○○をお願いしたい」と、ちゃんと人を見て依頼をしてくれる。
無茶な依頼はしないが、チャレンジングな場は与えてくれる。
それならやってみよう!と思わせてくれます。
ねぎらいの言葉をかける
一人ひとりをよく見ていて、頑張ったことを労ってくれる。
行き詰まっている時は声をかけてくれて相談に乗ってくれる。
そんな言葉をかけてくれるなら大変だけど頑張ろう!と思わせくれます。
この3つが揃っていれば、かなりの巻き込み力の持ち主です。
抽象と具体、全体と個別。それぞれを行き来して、
目配り心配り、場づくりができることが巻き込み力のポイントです。
巻き込まれ力とは?
![巻き込まれ力とは? カバー](https://manablegate.com/wp-content/uploads/2024/01/4-1-e1705989590611-1024x688.png)
巻き込み上手な人はどのようにして
巻き込み力を身につけたのでしょうか?
もちろん生まれつきマネジメントが上手な人や、
スキルが高い人もいるかもしれませんが、
その人自身が「巻き込まれる」体験をすることで
育まれていくものでもあります。
プロジェクトへの参画や、コミュニティ活動、
イベントに誘われる、運営側で誘われる、
などの体験は、自分が主体ではない場において
「声をかけられる」ところからスタートします。
仕事などを除けば、誘いを断る選択肢もありますが
面白そうだから参加してみよう、と関わること
これがつまり「巻き込まれる」ですが
この体験により「巻き込まれる」楽しさや意義を
味わうことができるのです。
巻き込まれる人の気持ちに立つこと
![巻き込まれる人の気持ちに立つこと カバー](https://manablegate.com/wp-content/uploads/2024/01/6-e1705989668567-1024x454.png)
巻き込みたければ、巻き込まれる人の気持ちに立つこと。
巻き込まれる人がどんな気持ちになって
どんな報酬(金銭だけではない体験やマインドなども含め)
を得られることが価値になるのか。
相手を無理やりに自分のフィールドに連れ込むのではなく、
相手の目線で、相手の立場に立って、お誘いすること。
この視点を持つことで、あなたの「巻き込む力」は
信頼という基盤の上に発揮されることでしょう。
人は、自分の話を聴いてくれる人に好感を持つと言われています。
相手が理解してくれていると感じれば、話も聴くし、心も動く。
逆に、自分の話を聴いてくれない人の言葉は永遠に刺さりません。
いかがでしたでしょうか?
なかなか周りを巻き込めずにいる、という悩みを持つ
マネジメント職にある人は、
相手の気持ちに立つことを手始めに、
巻き込まれる力をつけることからやってみてください。
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